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行政を動かす

~ だるまの教育放談① ~
教育で教えなければならないこと(その1)     2011年11月26日(土)

現在、「人生、七転び八起き」をキャッチコピーに「だるま塾」という学習塾を経営し、言いたい放題、やりたいほう題でやってきて20年の歳月が過ぎました。
この場をお借りして、私が普段から考えていることを、「だるまの教育放談」というタイトルで問題提起し、
今の教育について考えていきます。
協力隊として途上国に行き、そこで何を学んできたのか、そして、日本社会をどのように思っているのか、
また、今の教育で何を教えなければならないのかをあなたと一緒に考えたいと思います。
この企画を1年間続けてみて、そのまとめを来年の青年海外協力隊大阪府OBOG会総会で行うことができればいいなと思っています。
また、教育ネットワークのMLを意見交換、議論の場にしたいと思います。

賛否両論ぶつけてください。

「行政を動かす」

今回は大阪キャラバン(2009年4/6~4/23)の活動が生み出したものについて述べてみます。
この企画はJOCA本部からのトップダウンによるもので、1億円の予算をかけて日本全国のすべての市町村を
キャラバンカーで廻ることによって協力隊事業を知ってもらおうとする活動でした。

人材不足で真っ青になっていた他県のOB会長もいる中、大阪は積極的に動く人間がいたので、受身ではなく、
このような機会は滅多にないチャンスと捉えて能動的に動きました。

大阪府下43市町村を50人以上のOBOGで表敬することになりました。私は17の市町村を廻りました。
初日は緊張しながらも、ぎこちない協力隊事業の説明をしました。役所側はじっと聞いてくれました。
しかし、その後で「ところで、本日こられた目的は何でしょうか?」と質問されたときにはドキンとして、返答に困ってしまいました。
春と秋の年に2回、募集要項が贈られてくるので、そこに書いてある内容のことは担当の方は皆知っていたのです。

その後、3件の表敬をこなし、身も心も疲れ果ててJOCA近畿に戻り、夜の月例会のリレートークを聞いていました。

すると、羽原OBが穏やかな口調ながらも熱く語ってくれました。
「よく学校の先生が、日本のわがままな子どもたちにアフリカのかわいそうな子どもたちの話をしてください、と言ってきます。
しかし、我々OBOGは途上国の子どもたちがかわいそうだと思ったことがないし、むしろ、日本の子どもたちの方がかわいそうだと思います。
日本社会の多くの人は、経済的に貧しい国の人々=不幸だとか、かわいそうだと思っています。私は体験談の発表の場で、そうではないことを伝えています。
また、国連が1年間に食糧援助する量と日本社会で食べられずに捨てられる食料の量がほぼ等しいことも日本の子供たちに知って欲しいし、考えて欲しいです。」

彼の話を聞いていて、まさに目からうろこが落ちるようでした。
日本社会は、物が少なくても幸せに暮らせることを知らないでいます。
ウ~ン、これだと思い、元気が出てきました。

思いを新たに翌日からの表敬訪問に望みました。昨日の自分とは別人になっていました。

日本社会の偏見を正すのだと意気込んで池田市の倉田市長にお会いしました。
池田市は早くから派遣法を制定し、何人もの協力隊を送り出しています。
派遣法の自慢をされるので、「他の市長は現職参加制度のことをご存知ですか。」と聞いてみると、
「多分知らんやろな。」
彼は大阪府下33ある市町会の会長をされ、全国市長会の副会長もされているので、
「市長会で現職参加制度の説明会はできますか。」と切り出してみると、
「4月、5月は議題が多いので、夏場ならば少ないからええやろ。」との返事を頂きました。
また、
「実は、今、お茶を出してくれた女性職員も行きたがっているんだよ。な~。」と市長が言うとその女性はニッコリとうなずきました。
「しかし、みんな行ってしもたら市の行政ができなくなるから制限してるんや。」
「それならば、定年退職してからいく手もありますよ。」と言って、シニアの募集要項を差し出すと、じっくりと見られて50部ほど送って欲しいとの依頼を受けました。

泉大津市長を表敬したときには、ドカーン、ドカーンと大笑いに驚いて、隣の部屋から職員が顔を出す始末でした。
市長が「ちょっと待ってください。」と言って、自分の席へ戻ってゴソゴソして戻ってきて、1万円のカンパを頂きました。

その後、大阪キャラバンの報告書を作成し、JICA大阪とJOCA近畿支部に集まって頂いて報告会を開催し、受けてきた課題を
引き継いで頂きました。

その結果、JICA大阪所長が市長会で現職参加制度の説明をされ、一部の地域で派遣法制定の動きが出ました。
池田市では、12月の定年退職される方のオリエンテーションでシニアの募集要項が配布されることになりました。

また、今年の9月からは全国的に帰国表敬が実施されることになりました。
これは全国キャラバンの成果だと思います。

一人ひとりの小さな活動ですが、それがまとまり継続していくと形のあるものになり、行政を動かすことができます。

大阪府OBOG会の会長が行政の窓口に行っても、市民の代表であるとは見てくれません。彼らにとっての市民の代表は、市民から選挙で選ばれた議員であり首長です。

より良い社会を作るためには、賢い市民を育てることです。
本当に行政を動かすのは、それはあなたです。
明日の大阪府知事、および、大阪市長選挙に投票することが行政を動かすことです。
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